2012年2月3日金曜日

瓦礫の受け入れについて。つづきです。

連投ですが、この瓦礫処理問題について、
ご心配や、お問い合わせが多いので、
広田個人の見解を、今一度、お伝えしようと思います。

昨日付けの記事にも書きました通り、
海面埋立てには国の指針が、まだありませんので、
指針のない状態での受け入れは危険だと考えております。

瓦礫を運んで、海面に埋め立てるとするなら、
海洋汚染のみならず、運搬による多大なコスト、
トラック等の排出するCO2による大気汚染、
運搬に使用する車両や船、コンテナの汚染、
それ以上に、瓦礫の運搬や処理に携わる人々の健康被害を考えると、
受け入れは非常に難しいと考えます。

被災地の方々への支援は人として必須だと思いますが、
瓦礫受け入れによって放射能汚染を拡大、拡散させるのではなく、
現地における財政や処理技術および人材面での支援に力を注いでいくのが
多くの住民が暮らす私たちの大阪にとっては、望ましいと考えますので、
明日の会議では上記の意見を述べさせていただく所存です。

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